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テクニカル指標の記事 (1/2)

ブレイク手法の根幹となるもの

サポート&レジスタンスライン、通称サポレジLについての解説です。

どんなラインかを簡単に説明すると、
サポートラインはある安値から水平に引いたラインで、
レジスタンスラインはある高値から水平に引いたラインです。

レジスタンスを訳すと、
「権力や侵略者などに対する抵抗運動」となります。
抵抗するという意味ですので、相場の世界では、
値動きに抵抗する、値が伸びるのに壁となるものですね。
時には移動平均線がレジスタンスとなる事もあります。

サポートは言葉の通り「支える」と言う解釈でいいと思います。

相場は「上がれば下がり、下がれば上がる」と言われているのに、
基本の見方は上昇です。
ですから、上昇の値動きの抵抗となるのがレジスタンス、
上昇の動きを支える(下支え)のがサポートと解釈して下さい。

抵抗するレジスタンスを抜ければさらなる上昇が期待でき、
下支えのサポートを抜けてしまうと下落に転じてしまう。
そういう見方でいいかと思います。

また、レジスタンスを抜けた後、そのレジスタンスがサポートになったり、
サポートを抜けた後、そのサポートがレジスタンスになったりします。

そのポイントを抜ければトレンドの発生・継続・終了・転換の4つが、
確認できるところになるので、相場を見て行く上で非常に大事です。

それではチャートで見て行きます。
サポレジ 1
上のチャートはロウソク足だけを表示しました。
左から上昇していき、大きく見ればBOXレンジのような展開で、
そのBOXレンジの中での上昇・下落となっている値動きですね。
このチャートにはっきりとわかるサポレジLを引いて見て行きます。
レジスタンスLを赤、サポートLを水色で引きました。

サポレジ 2

高1からレジスタンスL①を引いてブレイク後値が上昇いき、
戻りの下落動きで高2を形成し、その戻りの下落が高1から引いた
レジスタンスLで止まり(安1)横ばいで、安1の下ひげ陽線と同じような
陽線が出現(安2)し、下落を支える格好になりサポートLが引けました。
高1からのレジスタンスL①がサポートL①に変わりました。
このサポートL①を伸ばしていくと、
再びサポートとして機能していますね(安10)。

高2のレジスタンスL②をブレイク後の戻りで、
このレジスタンスL②で反転(安3)上昇となり、
高3のレジスタンスL③をブレイクして上昇再開となっています。

その後戻りの下落で高4を形成。その後BOXレンジ様相で、
高4のレジスタンスL④で一度反転下落(高5)し、
レジスタンスL④をブレイクして再び上昇となりました。

それから、上下動の動きになるも、安4安5で構成された
サポートL③に支えられ(安6・安7)横ばいも支えきれず、
サポートL③をブレイクし下落。
その下落が高3からのレジスタンスL③で止まり、
レジスタンスL③がサポートL④に変化。
このサポートL④を抜けた下落がサポートL②で止まり反転。
サポートL②を抜けた下落がサポートL①付近で何度か反転を繰り返し、
上昇に転じて高7のレジスタンスL⑤をブレイクして上昇し、
一気にレジスタンスL⑤もブレイクしました。
その後、戻りの下落がレジスタンスL⑤で止まりサポートL⑤に変化。
そのサポートL⑤をブレイクした下落が、レジスタンスL⑥で止まり、
(安11)再び安12を形成してサポートL⑥に変化して、
再び上昇するも高8高9で形成のレジスタンスL⑦で跳ね返されて、
高10を形成しています。

サポレジ 3
上のチャートを見れば、レジスタンスがサポートに変わり、
サポートがレジスタンスに変わるのが一目了然ですね(^^)。

ブレイク手法には欠かせないラインなのですが、
この手法を用いる用いない関係なく、
相場を見て行く上で、非常にわかりやすく
ロウソク足でなくてもバーチャートでも同じラインが引ける事から、
全世界のトレーダーが使える相場の見方だと言えます。

大きくも小さくも見て行く事ができますので、
トレードに行き詰った時にはロウソク足だけにして、
このサポレジLを引いてみてください。
とりあえず、はっきりとわかる高値・安値から水平ラインを引きましょう。

貴方のトレード手法そのものが劇的に変わるかもしれません(^^)。



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値動きの兆候を掴むBB

BB(ボリンジャーバンド)は、
短期トレードでの反転の材料として使われる事が多いのですが、
「トレンド発生・継続・終息」を掴むテクニカル指標です。
そして、私はミドルライン(SMA)を20、±2σの表示をさせています。
この±2σの収縮・併行・拡散で判断していきます。
特に私は収縮と併行をみています。
拡散の動きは「確認」となります。
BB 下落
上のチャートは下降トレンドが形成された時のBBの動きです。
±2σの収縮互、併行に推移してから拡散の動きになっています。
この併行の動きがBOXレンジであり、そのBOXレンジの天井・底が、
BB±2σとなる事から反転の基準として、
「逆張り」のスキャルに使われるわけですね。

BB 上昇1
上のチャートは上昇トレンド形成時のBBの動きですね。
収縮後に併行に推移している時と、
併行に推移せずに拡散になっている時もありますが、
この併行の動きを挟んでからの拡散の方が、
大きく値が伸びる場合が多いような気がします。
レンジ相場によるエネルギーの蓄積からのブレイクとなるからでしょう。

これも私の経験上の話ですが、
「一度は±2σで跳ね返る」と言うイメージを持っています。
それを利用した値動きの見方もあります。
それはまた別の機会に・・・(^^)。

移動平均線とエントリーポイント

移動平均線を否定する方は
「いっぱい引けばどれかに当たるから基準には使えない」
と言う考えをされている方がほとんどですね(^^;

私は値動きの方向性を判断するのに重宝しています。
そして使うものは

EMA(指数平滑移動平均線) 10
SMA(単純移動平均線) 20 75

75SMA は値動きの大きな流れを見ます。
そして10EMAと20SMAの位置関係でエントリーのタイミングを計ります。

USDJPYM15 1
黄色四角で囲った部分がエントリーポイントですが、
左側の売りのポイントでは、
ロウソク足が10EMA&20SMAの下に落ちてきて、
20SMAの下に10EMAある状態になってから、
①値動きが戻りの上昇で10EMAで反転。
②10EMAでの反転後に直近の安値ブレイク
の2つがエントリーポイントになります。
ロウソク足が10EMA&20SMAの上に上がってきて、
20SMAの上に10EMAがある状態になってから、
①値動きが戻りの下落で10EMAで反転。
②10EMAでの反転後の直近の高値ブレイク
の2つがエントリーポイントになります。

10EMAと20SMAの位置関係を重視すると、
「ダマシ回避」にも繋がります。
75SMAは大きな値動きの流れの判断に使うので、
75SMAの上にロウソク足があっても、10EMAが20SMAの下にあれば、
仕掛ける方向は下落になります。(その反対もしかり)





MACDとダウ理論

日々の値動きの中にも、パターンとして認知されているものがあります。
必ず効力を発揮してくれるわけではありませんが、
今後の値動きのイメージを鮮明にさせてくれる、または、
エントリーの準備を示唆するという意味では大事な知識です。
インジケーターよりも、大事にされている専業トレーダーも数多くいます。
私も実際にエントリーとして使う場面も多々ありますので、
皆さんも、必要な知識として覚えてください。
値動きの典型的な例としてメジャーなものだけを取り上げます。

トリプルトップ(三尊天井) 
トリプルトップMACD
ダウ理論を値動きではなく、MACDにあてはめます。
MACDの「山」を高値、「谷」を安値と考え、ダウ理論をあてはめます。
上の図を見てください。安値1を切り上げて安値2を形成しています。
ここまでは値動きもMACDも同じ動きですが、
値動きでは高値2が高値1を更新していますが、
MACDでは、高値2は高値1を更新できずに下落となっています。
値動きでは、ダウ理論の上昇となっているのに、
MACDでは、高値を更新できずに下落となった。
この現象を「逆行現象」もしくは「ダイバージェンス」と呼びます。
そして、安値3が安値2を更新した事で、
値動きもMACDも同じ動きとなり、下落が加速します。
この形は、上昇トレンドの終焉を示唆する値動きです。
実際には、値動きでは、安値3が安値2を切り上げている場合があり、
まだ上昇継続だと思ってエントリーすると、
下落して損切りという場面をMACDのダウ理論を採用する事で回避できたり、
逆に下落を取りに行く事もできます。
ただ、この場合は、上昇トレンドの戻りの動きである事には違いないので、
注意は必要ですが、そこから下落が加速すれば、
一気にトレンド転換となりますので、大きく利益を取る事が可能になります。
この後に説明する、「2トップ」も同じですが、この3トップの方が、
大きく値が動く事が多いのではと思っています。
(これは、あくまでも私の見解です)

ダブルトップ(二点天井)
ダブルトップMACD
ほぼ同じ高さに、高値が並ぶパターンです。
ここでは、2トップと表記します。上の図を見ていただいて、
3トップの時と理屈は一緒です。
安値2が安値1を切り上げているのにMACDでは更新となっている事で、
ダイバージェンスを疑い、
MACDの高値2が高値1を切り下げた事で確定となり、
MACDのクロスのAポイントや安値2を割ったところ、
またはここには表示していませんが、
10MAがこの2つのポイントに絡んでくると思いますので、
10MA割れでのエントリーとなります。
この2トップは3トップの変形タイプとして捉える事もあります。
3トップの変形との違いは、2つの高値がほぼ同じ高さにあるところです。
2つの高値がほぼ同じ高さにあるのに、
MACDがそうでない場合はこの2トップのイメージも視野に入ってきます。

3ボトム(逆三尊)や2ボトム(二点底)
以下の3ボトム(逆三尊)や2ボトム(二点底)は、3トップ・2トップの反対となり、
下落からの反転上昇でのトレンド転換を示唆する値動きとなります。
トリプルボトムMACD
最安値Bの両脇の安値AとCが並ぶ形を3ボトム(逆三尊)と言います。
そして、これもMACDを併用する事で精度を増します。
上の図を見てください。
値動きもMACDも高値2が高値1を切り下げました。
ここまでは同じ動きですが、値動きでは安値2が安値1を更新しましたが、
MACDでは切り上げています。ダイバージェンスの動きですね。
そして、MACDの高値3が高値2を更新した事で、
MACDでのダウ理論の上昇の定義が成り立ちました。
エントリーポイントとしては、
MACDのクロスのAはダイバージェンスでのエントリーと言う事になり、
ポイントBでは、MACDでのダウ理論の上昇の定義が成立で、
エントリーとなります。
そして、高値3のブレイクか、ここには表示されていませんが、
10MAも絡んでくるので、10MA越えかのポイントが考えられます。

ダブルボトムMACD
ほぼ同じ安値が2つ並ぶパターンで、2ボトム言います。
これは、もうおわかりだと思いますが、2トップの逆のパターンですね。
そして、これにもMACDをフィルターとして使いますと、
値動きでは、安値2が安値1とほぼ同じ値なのに、
MACDでは、安値2が安値1を切り上げています。
ここで、MACDのダイバージェンスの動きでのエントリーが上の図のAポイトであり、
高値1を越えていくブレイクアウトのエントリーがBポイントとなり、
これにも10MAがわってくる範囲となりますので、
10MA越えでのエントリー可になります。

実際の値動きで見て見ると・・・・。
USDJPYH1 1
上のチャートは3トップ(三尊天井)からの下落の後、
3ボトム(逆三尊)からの上昇という値動きですね。

ロウソク足は日本特有のテクニカル指標です

ロウソク足は日本特有のテクニカルで、始値・終値・高値・安値の4つの値からなり、
終値が始値より高い場合は陽線、終値が始値より低い場合は陰線と言います。
4つの値を用いる事で、そのロウソク足形成の経緯がわかり、
複数のロウソク足の出現の仕方により、今後の値動きの兆候を判断ができるのです。
その中でも4つのパターンを私は注視しています。
 ① 反転シグナル(3本のロウソク足で形成)
 ② 含み足(包足 2本のロウソク足で形成)
 ③ はらみ足(2本のロウソク足で形成)
 ④ N字反転(3本以上のロウソク足で形成)
このパターンが特定の場所で出ることで、値動きの継続や反転を察知していきます。
N字反転の大きな動きが、「押し目買い」や「戻り売り」であり、
言い換えれば、この「押し目買い」「戻り売り」」の最小の動きが、N字反転なのです。
チャートを見るときに値動きの軌跡がローマ字の「N」になっていないかを見ていけば、
自ずとエントリーポイントや、値が進む方向の判断もしやすくなります。
それぞれのロウソク足出現パターンについて説明してきます。

―① 反転シグナル(3本のロウソク足で形成)―
反転シグナル 買い  反転シグナル
買いシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陰線の次の足が、その陰線の安値を更新したにもかかわらず陽線確定の場合、
1本目の陰線の高値更新で買いエントリー。損切りは2本目の陽線の安値割れ。
1本目のロウソク足の陰線が上下にヒゲが長いときは、エントリーを見送るのが無難。

売りシグナル(右図参照 黒=陰線 白=陽線)
陽線の次の足が、その陽線の高値を更新したにもかかわらず陰線確定の場合、
1本目の陽線の安値更新で売りエントリー。損切りは2本目の陰線の高値更新。
1本目のロウソク足の陽線が上下にヒゲが長いときは、エントリーを見送るのが無難。

―② 含み足(包足 2本のロウソク足で形成)―
包足上昇  包足下落
買いシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陰線の次のロウソク足が陽線で確定した時、その陽線が陰線の安値を更新し且つ、
高値を更新確定していた時、含み足の成立です。陽線の高値ブレイクで買いOK。
損切りは陽線の安値割れとなります。

売りのシグナル(右図参照 黒=陰線 白=陽線)
陽線の次のロウソク足が陰線で確定した時、その陰線が陽線の高値を更新し且つ、
安値を更新確定していた時、含み足の成立です。
陽線の安値ブレイクで売り注文OK.損切りは陰線の高値更新となります。

―③ はらみ足(2本のロウソク足で形成)―
はらみ足 上昇  はらみ足 下落
買いシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陽線の次のロウソク足が陰線確定で、陽線の高値も安値も更新しない場合に成立。
陽線の高値ブレイクで買い注文OK。
この陰線が小さな陽線のコマ足や、
ヒゲのない実体だけの小さな陽線の場合もあるが、
その時も前の陽線の高値・安値を更新していなければ、同じ扱いとする。

売りシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陰線の次のロウソク足が陽線確定で、陰線の高値も安値も更新しない場合に成立。
陰線の安値ブレイクで売り注文OK。
この陽線が小さな陰線のコマ足や、
ヒゲのない実体だけの小さな陰線の場合もあるが、
その時も前の陰線の高値・安値を更新していなければ、同じ扱いとする。

―④ N字反転(3本以上のロウソク足で形成)―
N字反転は読んで字のごとく、値動きの結果がローマ字の「N」の形になっています。
この動きは上昇中なら「押し目」であり、下降中なら「戻り」と言われる動きです。
そして、はらみ足と含み足との複合のような動きになってきます。
N字反転 上昇 1  N字反転 上昇 1-1
左上図ははらみ足からの買いエントリーのパターンですが、
この値動きは右上図のように、ローマ字の「N」になっていますね。
陽線の後に陰線が来ることで戻りの動き「押し目」となり、
その陰線の安値が前の陽線の安値を割る事なく陽線の高値をブレイクすることで、
ダウ理論の上昇の定義が成立しているわけです。

N字反転 下落 4  N字反転 下落 4-2
左上図は、はらみ足からの売りエントリーのパターンです。
買いの場合と同じように値動きが「N」の形になっています。
陰線の後に陽線が来ることで戻りの動きになり、「戻り売り」の形になるわけですね。

上記の2つのパターンも理想の形です。
何が理想かというと・・・・・。
上昇の場合は基本となる1本の陽線の高値・安値の間に2つの陰線が含まれる。
下落の場合は基本となる1本の陰線の高値・安値の間に2つの陽線が含まれる。
この形が理想ですが、厳密にこの形にこだわるより、
陽線が続く上昇中に陰線が出現した時、陰線が続く下落中に陽線が出現した時に、
この「N字」の形をイメージしておく。
つまり「N字反転」の可能性ですね。
押し目買い・戻り売りのチャンスであるということです。
この押し目買い・戻り売りのポイントが、何回目かを見ることで、
エリオット波動の3回の上昇と2回の下落と照らし合わせることができてきます。

下のチャートはトレンド中にこの「N字反転」の動きがあるチャートをアップしました。
N字反転 上昇 2
買い注文2の仕掛けの場合、注文を入れる時の損切りは損切1になり、
買いエントリーが約定した時に損切2に損切りを移動させるといいでしょう。

N字反転 上昇 3
買いCは、陽線の次は陰線ではないのではダメ?
パターンを紹介すると、その形に100%当てはまらないとダメというのではなく、
それまでの流れも読み込んで欲しいのです。

買いA・買いBは同じような「パターン」でした。
ここでエリオット波動の3回の上昇と2回の下落をイメージできたかどうかですね。
それと値動きの継続性ですね。買いA・Bともに2本の陽線の後のN字反転です。
買いBが約定した時に、2本の陽線の後に押し目が発生すると言うイメージですね。