値動きを判断する理論の記事 (1/1)

グランビルの法則で売買のタイミングを知る

米国の有名な株式アナリストで株価チャート分析に、
移動平均線を用いる事を考案したグランビルと言う方が、
移動平均線と株価の関係から導いた経験則からの理論です。

買い4つ、売り4つの計8つの法則から成り立つもので、
売買のタイミングを大まかに示すものです。

値動きの成り立ちを示す「エリオット波動」と比較しながら見ていただくと、
何故、このタイミングで仕掛けるのかの理解が深まると思います。

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<買いの法則>
買い① 
移動平均線が下降を続けた後、横ばいもしくは上向きかけている状態で、
ローソク足が移動平均線を下から抜いた時事で、
下降の勢いが弱まり上昇の勢いが強まってきたと判断できる。
買い②
移動平均線が上昇している時に、ローソク足が移動平均線を下回り、
再度上にに抜いた時は上昇の勢いが強いと判断できる。
買い③
ローソク足が上向きの移動平均線の上にあり、
移動平均線に向かって下降したが、移動平均線を割り込む事なく、
再度上昇に転じた時は、まだ上昇の勢いが強いと判断できる。
買い④
ローソク足が、下降しつつある移動平均線から大きく離れて下落した場合、
一時的に上昇の勢いが強まる事が多いと判断できる。

<売りの法則>
売り①
移動平均線が上昇を続けた後に、横ばいもしくは下に向きかけた状態で、
ローソク足が移動平均線を下回った時、上昇の勢いはなくなり、
下落の勢いが強まってきたと判断できる。
売り②
移動平均線が下降している時に、ローソク足が移動平均線を上回り、
再度下に抜いた時、下降の勢いが強いと判断できる。
売り③
ローソク足が下向きの移動平均線の下にあり、
移動平均線に向かって上昇したが、移動平均線を上に抜ける事なく、
再度下降に転じた時、下降の勢いが強いと判断できる。
売り④
ローソク足が上昇しつつある移動平均線から大きくかけ離れて上昇した場合、
一時的に下降の勢いが強まると判断できる。

買い②・買い③は押し目買い。
売り②・売り③は戻り売り。
買い④は下落からの戻りの上昇。
売り④は上昇からの戻りの下落。

この法則もエリオット波動と同じで、必ずこうなると言うモノではなく、
理論として理解しておき、値動きのイメージとして記憶しておく事で、
相場状況の認識をしやすくなります。
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相場を構成する値動きとは?

相場を構成する値動きを理論つけることができます。
それが「エリオットウエーブ」または「エリオット波動」と呼ばれる理論です。
相場というものは、市場参加者の心理で構成された値動きで成り立っていると言われ、
理論つけることができます。
それが「エリオットウエーブ」または「エリオット波動」と呼ばれる理論です。

エリオット波動画像

一つ一つの動きに市場参加者の深層心理が働いているということから、
その心理を認識し、その後の値動きや動きの大きさをイメージする事で、
相場に対応していく事ができます。
上図のエリオット波動の一つ一つの動きに関して説明をしていきます。

Aの前の値動き(レンジもしくは方向感のない状態)
下落が続いた後で、上昇の期待があるもまだ下落のイメージが強く残って、
買いエントリーがしにくい。
下落を暗示するような動きが少しでもあると値が落ちるが、
これもまたすぐに戻る展開が続く。
利益を継続的に出せていないトレーダーが、
売り・買いで損切りを連発するところでもある。上級者は手をださない。

A(上昇の1波)
上記の状態(レンジが続いて途中下落するも値が戻る事を数回繰り返す)から
「そろそろ上昇?」という意識と期待感が入り混じり、
恐る恐る「買い」が入り僅かな上昇となる。
希に一気に上昇となることもあるが、その分そのまま戻る事が多いが、
安値は更新しない状態となる。これは、
恐る恐る入る買い注文で含み益がでた場合の心理状態で、
すぐに利益確定に入る事から起こる。
トレンド転換狙いのエントリー(戦略1)はこの上昇からになるが、
リスクが大きいポイントでもある。

B
上昇の1波(A)の戻りが安値を更新しなかった場合に、
上昇の期待感がさらに高まり、安値を更新しないという安心感から、
上昇再開への「買い」が入りやすくなる。

C(上昇の2波)
Bの動きで、安値を更新せずに高値ブレイクで上昇。
期待感通りの上昇となり追っかけの「買い」注文が後押しとなりさらなる上昇。
この上昇の2波が一番大きい上昇となる可能性が高い。

D
このレンジは、Bからの上昇Cの利確と、まだ上昇を狙う「買い増し」と、
新たなレンジブレイクでの新規参入者とのやり取りが相まみれている状態。
BOX・フラッグ・三角・逆三角・菱形のレンジ状態となることが多い。

E(上昇の3波)
Dのレンジブレイク上昇Eが始まるが、Bからの上昇CとレンジDを見ているので、
利確のタイミングが早まるので、上昇の2波より小さい上昇となる事が多い。

F
Dからの上昇Eの早めの利確と、
まだ上昇の期待の「買い」でのやり取りのレンジ状態。
私は、上昇の3波を確認した後の上昇エントリーサインは見送る事にしている。

G(下落の1波)
レンジFでのやり取りで、Bからの上昇C(上昇の2波)の利確がはじまり、
レンジ安値ブレイクで、一気に「売り」が集中して下落。
トレンド転換狙いのエントリーは、この下落に乗じて入るので、
まだまだリスクは高い。

H
利確と上昇への期待からの「買い」で一時的に上昇するが、
大きく落ちた後なので後押しがなく、安値を割る事で一気に下落となる。

I(下落の2波)
Fレンジから「売り」での参入の売り増しと、
新規「売り」での参入者が重なって下落の加速は大きくなるので、
下落の1波よりも大きく下落となる確率が高い。

J
下落の2波(I)が一段落して、上昇の期待もある少し上昇も落ち着かず。
ここで、上昇の1波(A)の前の状態に入って行けば、
この相場は上昇トレンドの確率が高くなる。
上昇の1波の前のレンジの安値を切り上げての、
新たな上昇の1波(A)となるためであるが、ここから下落が進みと、
相場全体が下降への転換の可能性が出てくる。
この段階では、相場は下降への転換とはなっていない。

K(下落の3波)
この下落は、通常のエリオット波動論では理論つけはされていないが、
この下落の3波が発生すると、
相場そのものが下降へと転換していく可能性が高いので加えました。

L
下落の3波(K)から一段下げる動きがあるが、一転反転で急上昇して、
元の位置に戻る値動きになることがあり、
この下落の3波でエントリー後すぐに急上昇して、
あっという間に損切りになるケースが多い。
下落の3波を確認できたら、ここからの下落は4回目となるので、
エントリーは避けた方が無難。
相場そのものが下降へ転換したと確認できた時点で、
尚且つ、安値を割って行くようであれば、「売り」を仕掛けていく。

以上がエリオット波動の理論です。


ダウ理論の定義

テクニカル分析の中で最も簡潔で誰もが同じ判断ができる理論です。

上昇の定義
上昇トレンド(ダウ理論)

下降の定義
下降トレンド(ダウ理論)

レンジ相場の定義
レンジ相場(ダウ理論)