ロウソク足は日本特有のテクニカル指標です

ロウソク足は日本特有のテクニカルで、始値・終値・高値・安値の4つの値からなり、
終値が始値より高い場合は陽線、終値が始値より低い場合は陰線と言います。
4つの値を用いる事で、そのロウソク足形成の経緯がわかり、
複数のロウソク足の出現の仕方により、今後の値動きの兆候を判断ができるのです。
その中でも4つのパターンを私は注視しています。
 ① 反転シグナル(3本のロウソク足で形成)
 ② 含み足(包足 2本のロウソク足で形成)
 ③ はらみ足(2本のロウソク足で形成)
 ④ N字反転(3本以上のロウソク足で形成)
このパターンが特定の場所で出ることで、値動きの継続や反転を察知していきます。
N字反転の大きな動きが、「押し目買い」や「戻り売り」であり、
言い換えれば、この「押し目買い」「戻り売り」」の最小の動きが、N字反転なのです。
チャートを見るときに値動きの軌跡がローマ字の「N」になっていないかを見ていけば、
自ずとエントリーポイントや、値が進む方向の判断もしやすくなります。
それぞれのロウソク足出現パターンについて説明してきます。

―① 反転シグナル(3本のロウソク足で形成)―
反転シグナル 買い  反転シグナル
買いシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陰線の次の足が、その陰線の安値を更新したにもかかわらず陽線確定の場合、
1本目の陰線の高値更新で買いエントリー。損切りは2本目の陽線の安値割れ。
1本目のロウソク足の陰線が上下にヒゲが長いときは、エントリーを見送るのが無難。

売りシグナル(右図参照 黒=陰線 白=陽線)
陽線の次の足が、その陽線の高値を更新したにもかかわらず陰線確定の場合、
1本目の陽線の安値更新で売りエントリー。損切りは2本目の陰線の高値更新。
1本目のロウソク足の陽線が上下にヒゲが長いときは、エントリーを見送るのが無難。

―② 含み足(包足 2本のロウソク足で形成)―
包足上昇  包足下落
買いシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陰線の次のロウソク足が陽線で確定した時、その陽線が陰線の安値を更新し且つ、
高値を更新確定していた時、含み足の成立です。陽線の高値ブレイクで買いOK。
損切りは陽線の安値割れとなります。

売りのシグナル(右図参照 黒=陰線 白=陽線)
陽線の次のロウソク足が陰線で確定した時、その陰線が陽線の高値を更新し且つ、
安値を更新確定していた時、含み足の成立です。
陽線の安値ブレイクで売り注文OK.損切りは陰線の高値更新となります。

―③ はらみ足(2本のロウソク足で形成)―
はらみ足 上昇  はらみ足 下落
買いシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陽線の次のロウソク足が陰線確定で、陽線の高値も安値も更新しない場合に成立。
陽線の高値ブレイクで買い注文OK。
この陰線が小さな陽線のコマ足や、
ヒゲのない実体だけの小さな陽線の場合もあるが、
その時も前の陽線の高値・安値を更新していなければ、同じ扱いとする。

売りシグナル(左図参照 黒=陰線 白=陽線)
陰線の次のロウソク足が陽線確定で、陰線の高値も安値も更新しない場合に成立。
陰線の安値ブレイクで売り注文OK。
この陽線が小さな陰線のコマ足や、
ヒゲのない実体だけの小さな陰線の場合もあるが、
その時も前の陰線の高値・安値を更新していなければ、同じ扱いとする。

―④ N字反転(3本以上のロウソク足で形成)―
N字反転は読んで字のごとく、値動きの結果がローマ字の「N」の形になっています。
この動きは上昇中なら「押し目」であり、下降中なら「戻り」と言われる動きです。
そして、はらみ足と含み足との複合のような動きになってきます。
N字反転 上昇 1  N字反転 上昇 1-1
左上図ははらみ足からの買いエントリーのパターンですが、
この値動きは右上図のように、ローマ字の「N」になっていますね。
陽線の後に陰線が来ることで戻りの動き「押し目」となり、
その陰線の安値が前の陽線の安値を割る事なく陽線の高値をブレイクすることで、
ダウ理論の上昇の定義が成立しているわけです。

N字反転 下落 4  N字反転 下落 4-2
左上図は、はらみ足からの売りエントリーのパターンです。
買いの場合と同じように値動きが「N」の形になっています。
陰線の後に陽線が来ることで戻りの動きになり、「戻り売り」の形になるわけですね。

上記の2つのパターンも理想の形です。
何が理想かというと・・・・・。
上昇の場合は基本となる1本の陽線の高値・安値の間に2つの陰線が含まれる。
下落の場合は基本となる1本の陰線の高値・安値の間に2つの陽線が含まれる。
この形が理想ですが、厳密にこの形にこだわるより、
陽線が続く上昇中に陰線が出現した時、陰線が続く下落中に陽線が出現した時に、
この「N字」の形をイメージしておく。
つまり「N字反転」の可能性ですね。
押し目買い・戻り売りのチャンスであるということです。
この押し目買い・戻り売りのポイントが、何回目かを見ることで、
エリオット波動の3回の上昇と2回の下落と照らし合わせることができてきます。

下のチャートはトレンド中にこの「N字反転」の動きがあるチャートをアップしました。
N字反転 上昇 2
買い注文2の仕掛けの場合、注文を入れる時の損切りは損切1になり、
買いエントリーが約定した時に損切2に損切りを移動させるといいでしょう。

N字反転 上昇 3
買いCは、陽線の次は陰線ではないのではダメ?
パターンを紹介すると、その形に100%当てはまらないとダメというのではなく、
それまでの流れも読み込んで欲しいのです。

買いA・買いBは同じような「パターン」でした。
ここでエリオット波動の3回の上昇と2回の下落をイメージできたかどうかですね。
それと値動きの継続性ですね。買いA・Bともに2本の陽線の後のN字反転です。
買いBが約定した時に、2本の陽線の後に押し目が発生すると言うイメージですね。













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